ユニバーサルデザイン
家づくりの第一コンセプトはユニバーサルデザイン。
実はリウマチ治療中の私、今は薬で随分よくなったけれど、具合の悪かった時にはお風呂に入るための段差など、ちょっとした段差もしんどかった。玄関のポーチに降りる段差なんて殺人的。世の中がいかに五体満足であることを前提につくられているかを実感していた数ヶ月・・・。
そんな経験をした私たちだから、家作りの機能面のコンセプトはユニバーサルデザインだと決定。誰にとっても、どんな状況にあっても暮らしやすい家であることが大切。
しかしこれがなかなか難しい・・・。
メーカーさんが提案してこられるのは大抵「なんちゃってユニバーサルデザイン」
「まだまだ元気なんですから、歳をとったときに考えれば・・・」と言われる設計士さんもいてびっくり。
ある設計士さんは、なぜユニバーサルデザインなのかを説明すると、それは大変ですねとあわてて段差をなくすことを検討。そして「段差をなくすために床を低くすると、家の床下メンテが困難になります」と。
結局どこもバリアフリーの域を出ていない。
元気な人もそうじゃない人にも、大人にもだいちゃんにもマーレにも、調子がいい時にも悪い時にも使いやすくなければダメなんだってば!
長期優良住宅なんていうけれど、「家」ばかり長持ちしても仕方ないのに。
体の衰えをできるだけ感じずに100歳まで快適にすごせる家じゃなきゃ意味がないでしょう。
頼まなくても当たり前のようにユニバーサルデザインで提案してこられるような世の中になればいいなぁ。
ねぇ、マーレさん?
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